まわりみち(仮)

迷子ともいうけどキニシナイ

未曽有の震災、節度をもって前へ

東北地方太平洋沖地震被災された皆さんへ、心よりお見舞い申し上げます。

これまで受けたことのない地震の被害の大きさで、いまだ気持ちの整理がつかないばかりです。地震のことで記事を書くのをためらってましたが、自分が今、思ったことを綴っていきます。

想定以上、未曽有としか言いようがない…

3月11日午後2時46分、川崎市の自宅にて。ちょうどトイレにいた時だった。
周囲がガタガタと音を立てはじめ、地震だなと気付いたが様子が変だった。数分間、揺れが引かないぞ。それどころか揺れがでかくなってる!

電気がぶつっと切れる。2階から物が落ちる音。あわてて玄関付近に出てくる母。「3人まとまった方がいい」と、冷静に対応する弟。僕は便座にしがみついてるのに必死。このとき脳裏によぎった。「震源地は関東じゃないな。起こってもおかしくない東海沖地震か…東北もこないだ大きいのあったよな?」

それから近所は夜まで停電してました。弟がラジオを偶然発見したので、情報はそこから聞きました。「宮城で震度7です!」「マグニチュード8.6(のちに9に上方修正)」「福島第一原発炉心溶融の危険があるとの見方」「津波です!早く逃げてください!!」
テレビ音声が入るラジオで、確かフジテレビの番組でしたが、地震の規模の大きさを知るには十分でした。

電気が復旧し、テレビを見た瞬間さらに愕然としました。津波が町や田畑を丸のみにしながら押し寄せる光景は恐怖としか思えなかった。火事や壊れた家屋は阪神大震災の時に何度も見たけど、こんなに津波で町が全滅するなんて想像できただろうか…。

目を覆いたくなる現状、それでも全力を尽くす人たち

地震発生以降、目にするのは瓦礫の山、ビルに乗り上げた船、立て続けにトラブル続出の原発など、悲惨な状態です。
原発機能の停止は甚だ影響が大きく、輪番停電をしないと関東の電力が賄えない緊急事態。いかに東北地方が関東の電力を支えていたか痛感させられます。それにもまして、原発から漏れている放射線は周辺地域、人体、土壌を危険にさらす恐ろしい被害だ…。

どれも目を覆いたくなる惨状です。そんな中でも復興に向けて尽力する自衛隊員や消防隊員の方には頭が下がる思いです。生存者捜索、配給、危険を覚悟の上での原発3号機への放水作業。誰かがやらなければ前に進めない、そんな気概を感じた気がします。

もちろん、被災した方の中でも瓦礫の撤去や助け合いを行う人もいる。スーパーの商品を定価より安く販売したり、避難所を回診する医師・看護師など、他者を想う行動も胸を打たれる思いだ。

被災地以外でも、寄付や物資の提供を呼び掛けているし、避難先の住居や病院・施設を提供する都道府県もあります。被災地に向けた活動も活発化しているので、自分も寄付などしたい気分になってます。

節度を持ちたい

地震が起きてはや12日経ちますが、復興作業もまだ始まったばかりです。輪番停電も当分続くだろうし、原発放射能被害もいまだ安心できない状態です。関東の住民も不安だし、被災地の住民はもっと不安な生活を強いられると思います。

さて、関東では不安に駆られて食料・生活品・燃料の買い占めがありました。あとはデマが広まりやすい状態で、「放射線予防にうがい薬を飲む・昆布が効く」「石油精製所火事の後の雨は有害」など、科学的根拠のないデマがtwitterやメールで出回っていたようです。

確かに今は不安です。だけど、群集行動やデマを広げる前に落ち着いて考えてほしいです。被災地でないのだから最低限の物だって足りるし、うがい薬は飲んだらかえって不健康です!(注意書きに飲むなって書いてありますよっ)

そんなわけで、僕らには節度ある行動を取る必要があります。胡散臭い情報・寄付先は相手にしない。他人に迷惑をかけない、自己中はしない。こういう心がけだとおもいます。

最後に

長くなってしまいましたが、次の言葉で締めくくりたいと思います。
被災地の一日でも早い復興を心よりお祈り申し上げます。

広告を非表示にする